« 夢のアト - 1 | トップページ | Leap Out! »

S o R a

空ってこんなに青かったっけ。


久しぶりの田舎。
実家近くのバス停。
全く変わらない田舎の町並み。
歩道を覆いつくす昨晩の雪。
乾いた、肌を刺す空気。

そして、頭上に広がる澄んだ青。

何色を混ぜればできるんだっけ。

昔の記憶を辿る。
青と白のグラデーション。
色使いを工夫したくて、黒や緑の配分も試した。

今、絵筆とパレットを持ったら、どんな空を生むだろう。

到着してから、10分以上経っていたことに気づく。

時間を意識しない生活なんて、ここ数年考えたことがなかった。
空を眺める時間ですら惜しむことが、いつしか普通になっていた。

腕時計をバックの奥底にしまい込む。
ここでは、時間に縛られた生活など必要ない。

左肩のバックを掛け直し、もう一度、見上げる。
頭上の絵画は、刻々と姿形を変えていく。


|

« 夢のアト - 1 | トップページ | Leap Out! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 夢のアト - 1 | トップページ | Leap Out! »